■ 生活・福祉　読書案内 ■

元気がでる介護術　三好 春樹（岩波アクティブ新書）

現役の理学療法士が書いた介護の現場。病気を直すことは介護ではない。発想の転換をして、そこから楽しく生きる手助けをする。

おはようからおやすみまでの科学　佐倉 統・古田 ゆかり （ちくまプリマー新書）

料理、洗濯、ゲーム…科学技術に負っている生活の「便利」は多い。いつもは気づかない生活と科学の結びつきを発見する。

生きる力をからだで学ぶ　鳥山 敏子 （トランス・ビュー）

知識ばかりの学校教育が子供をダメにする！体験を通じて子供のやる気を引き出す具体的方法を示す。

五体不満足　乙武 洋匡 （講談社文庫）

乙武くんは体が不自由なのに、なんて明るく自由に生きているんだろう！　彼の魅力とパワーに多くの人が励まされる。

肉体不平等　ひとはなぜ美しくなりたいのか？　石井 政之 （平凡社新書）

他人の視線による身体的コンプレックスに悩む人が多い。顔にアザを持つ著者が、外見の美醜についてするどく追求する。

弱者とはだれか　小浜 逸郎 （PHP新書）

弱者を助けなければいけないと言うけれど、いったい誰が弱者なんだ？　きちんと見極めないと変な方向に走ってしまう。バランスある判断を助ける一冊。

子どもの虐待を考える　玉井 邦夫（講談社現代新書）

虐待はなぜ起こるの？　虐待は誰にでも起こりえるし、普通の人が起こすから怖いのだ。現場での豊富な経験に基づき、冷静に報告します。

マザー・テレサ　あふれる愛　沖 守弘 （講談社文庫）

ノーベル平和賞を受賞する前から写真をとってきた写真家が身近に見たマザーの貧しい者への献身の姿。

ターシャの庭　ターシャ・テューダ　食野 雅子訳 （メディアファクトリー）

絵本作家ターシャの庭の写真集。四季折々の花の中、毎日の生活を丁寧にきりもりし、楽しむ姿が夢のよう。

手しおにかけた私の料理　辰巳芳子がつたえる母の味　辰巳 芳子 （集英社新書）

著者は、家庭料理研究家の元祖、辰巳浜子さんの娘。親子二代にわたる家庭料理の神髄を紹介。単なるレシピではない料理哲学がかいま見える。

ごちそうさまが、ききたくて。家族の好きないつものごはん140選　栗原はるみ （文化出版局）

カリスマ料理研究家、栗原さんの料理レシピ集。ふつうのごはんが工夫次第でこんなにステキになる！　外国人も認めるその美味しさ！

美人とは何か?―美意識過剰スパイラル　中村 うさぎ （文芸社）

美人だ、ブスだってうるさい！　美人って何？　切実な問題を身体をはって解明。整形をして美人・不美人の区別をなくそうとした奮闘記。