14.9.24 バリ島ウブドの美術館の蓮池。夕暮れ時には灯りが灯り、蓮池はうっとりするような美しい表情になる。バリ絵画を代表するLempad展に訪れた人々もこの池の前で立ち止まって景色を堪能する。ヒンドゥー教も仏教も蓮の花は調和・平和のシンボル。仏様が蓮の花に乗っている木彫りのお土産は今バリで大人気でもある。 | |
14.9.19 南フランスに咲く紫陽花の花とカマキリ。日向に咲く紫陽花の花びらの上に乗っかったカマキリは身体が光で透けてまるで花の一部みたいだ。気持ちよさそうに大きな目でこちらを見ている。紫陽花は日本人に思い入れの強い花だけれど、ヨーロッパやアジア、北米でもよく見かけ、世界中で愛されている。日本だと青や紫色だが、濃いピンク色が群生する姿は華やかでインパクト大。 | |
14.9.11 バリ島北部シンガラジャに古くから伝わるワヤンウォンの舞踊劇。20年ほど前に掘り起こされ、以来練習を続け力強く洗練された芸能に進化した。バリ島の厳しい目利きたちの前で演じると、割れるような拍手大喝采だ。観光化でビジネス中心になってしまうと、村の人々も忙しくて芸事に集中するのが むずかしい。でも、適切な支援と村人の結束があればここまで作れるんだね。 | |
14.9.5 戦前の木造家屋内は和洋折衷? ここは駿河湾に面した沼津の御用邸跡で、天皇ご一家が夏の別荘に使っていた場所。昭和45年に記念公園となり、一般公開されている。畳の部屋に絨毯が敷かれ、椅子とテーブル、天井にはアンティークなシャンデリア。間口部一面はガラス戸に囲まれ、廊下を挟んで障子戸が明るく柔らかい光を作り出す。けっして豪奢ではなく、日本住宅の居心地のよい細やかな配慮がすばらしい。 |