講談社現代新書  

『だまされない〈議論力〉』 

講談社現代新書    吉岡友治 著 
定価 778円(税込み) 
 

  



権威・新聞・数字……もっともらしさの裏側をのぞくと
あれっ??どこかヘンだぞ?

ツボさえわかれば、誰でもできる。世にはびこる「不毛な議論」はこう叩け


 ずーっとHPで予告していた講談社現代新書がとうとう出ました! ジャーン! 題して『だまされない〈議論力〉』。

 マスコミに出てくる「もっともらしい言説」の数々を取り上げ、それらが「議論形式」という観点から見ると、どのようにオカシイか、さらには内容にどんな誤魔化しがあるのか、どこを批判すれば乗り越えられるのか、するどく分析し、読者の〈議論力〉の大幅アップをねらう画期的書物です。

 取り上げる文章たちは、大江健三郎・中沢新一・村上陽一郎・小林秀雄など錚々たるメンバー。これらの「名文」「迷文」とガップリ四つに組んで、縦横無尽に解剖する。空理空論を弄ぶのではなく、具体的な文章に即した鋭い解説はきっと刺激的だと思いますよ。

本書の目次
第1部 紋切り型に抗して考える
第2部 よくあるロジックの仕組みをみる
第3部 ささいな議論から根本の問題へ


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