公務員試験受験者向け

『2018年度版 論文試験頻出テーマのまとめ方』

吉岡友治 著  実務教育出版 
定価 1,512円(税込み) 
 
  18newbook

2018年度版です!

 新年度版『公務員論文試験 頻出テーマのまとめ方』が発売されました! 初年度版を書きはじめたのは2000年の頃でした。図書館に朝から晩までこもり、資料を一冊ずつ読む毎日。それから毎年改訂しながら17年。もうすぐ20年です!
 よくあることですが、公務員試験では「不偏不党」とか「公平」という配慮が働きます。もちろん、これは意味のあることですが、いきすぎて、当たり障りない記述に終始しては何にもなりません。問題の所在も曖昧になり、そもそも試験官が見たい「あなたの意見」「あなたの世界観」もぼんやりします。
 ですから、本書では、むしろ問題の構造を示したり、注目すべき試み・アイディアを積極的に紹介したりして、読者の方々が考えを深めてもらうように工夫してきました。もちろん、根拠やデータも示して検証する手がかりにしました。
 毎年「小手先の合格論文記述だけでなく、内容のある書籍を使って勉強することは合格後の仕事でも幅広い教養として役立っている」というコメントが寄せられます。こういう姿勢が、ずっと読者からの支持を受けているせいたせと自負しています。
 今年のテーマは「国際化と日本社会」。経済社会がますますボーダーレス化しているというのに、日本でも世界でも新しい「排除」の動きが見られます。「グローバル化」が格差と貧困しか生まなかった、という「反省」を見られるようです。しかし「排除」と「分断」は、はたして有効な解決策になるのか?日本でのいろいろな試みを具体的に見ながら、未来につながるイメージを探ります。

 


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