公務員試験受験者向け

『2017年度版 論文試験頻出テーマのまとめ方』

吉岡友治 著  実務教育出版 
定価 1,512円(税込み) 
 
  2017年度版 論文試験頻出テーマのまとめ方

2017年度版です!

 新年度版『公務員論文試験 頻出テーマのまとめ方』が発売されました! 初年度版を書きはじめたのは21世紀初頭。図書館に朝から晩までこもり、資料を一冊一冊読みました。それから毎年改訂しながら16年。読者の皆様、本当にありがとうございました!

 公務員試験では「偏りがないように」とか「公平を期して」という配慮が働きがちですが、そればかりに集中すると、記述が当たり障りなくなり、問題の所在も曖昧になります。ですから、本書では、むしろ問題の構造を示したり、注目すべき試み・アイディアを積極的に紹介したりしてきました。もちろん、根拠やデータも示し、読者の皆さんが検証して自分の考えを深めていけるようにしました。
 読者からは毎年「小手先の合格論文記述だけでなく、内容のある書籍を使って勉強することは合格した後の公務員の仕事でも幅広い教養として役立つ」と評価していただいています。

 今年のテーマは「地域おこし」。芸術祭・映画祭など、近年産業誘致とは違った形での「地域おこし」が進んでいます。その代表的な例である新潟県妻有の現代美術祭を取材して、その試みをくわしく紹介しました。「成熟社会」となった日本で、地域に新しい価値を創造するにはどうしたらいいか? その大胆な試みと地域の人々との協働のあり方をご覧いただければ、日本の未来につながるイメージがきっと持てるでしょう。


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