公務員試験受験者向け

『2015年度版 論文試験頻出テーマのまとめ方』

吉岡友治 著  実務教育出版 
定価 1,470円(税込み) 
 
  2015年度版 論文試験頻出テーマのまとめ方

2015年度版です!

 今年も新年度版『公務員論文試験 頻出テーマのまとめ方』が発売されました!今年で14年目、去年、累積発行部数が20万部を超えましたが、今年から30万部を超えるGreat Journeyが始まるわけです。

 2002年度版を執筆していた年には、毎日図書館に行っていました。あの一年で、読んだ本・参照した本は、数百冊にものぼります。それから毎年改訂しながら、ここまで来ました。今までの読者の皆様、これからの読者の皆様、本当にありがとうございます!

 公務員試験の対策本というと、「偏りがないように」とか「公平を期して」などという配慮が働きます。もちろん、こういう配慮は大切なことですが、そればかりに集中していては、いたずらに保守的になり、記述が当たり障りのないものになってしまう。

 本書では、むしろ、注目すべき試みやアイディアを積極的に紹介してきました。ただ、それらが妥当だと考えられる根拠やデータをきちんと示して! 読者の皆さんは、この本をきっかけに、ご自分の考えを深めて頂きたいと願っています。

ある読者は「小手先の合格論文記述だけでなく、内容のある書籍を使って勉強することは、…合格した後の公務員の仕事でも幅広い教養として役立つ」とコメントしてくれました。これは最高の励ましの言葉です。

 今年のテーマは「コンパクト・シティ」。少子化が進む中で、行政効率を上げ、住みやすくサステイナブルな都市をつくる。そういう注目すべき取り組みを、できるだけ客観的に記述・評価しようと試みました。今年も、公務員試験受験者、小論文を書く人々、あるいは現代社会を根本から考えてみたい人々のリソースとして役だってほしいと思います。


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